肝炎Q&A
Q.お酒はどれくらい肝臓に悪いのですか?
A.飲みすぎはさまざまな肝障害を招きます
肝臓にはアルコールを代謝・分解する働きがありますが、大量に飲み続けると、機能が衰え、さまざまな障害を招きます。
B型肝炎やC型肝炎の持続感染者(キャリア)も、お酒をよく飲む人のほうが肝炎の進行が早くなります。
《おもなアルコール性肝障害》
アルコール性脂肪肝
アルコール性肝炎
アルコール性肝線維症
アルコール性肝硬変
治療には、お酒を断つことが大前提です。
Q.A型肝炎の感染を予防するにはどうすればいいですか?
A.海外旅行先では生ものに注意しましょう
A型肝炎は、感染者の便に含まれたウイルスに感染された生水や生ものを口に入れることで感染します。
そのため、衛生環境のよくない海外での感染が目立ちます。
アジア、アフリカ、南米などの多発地帯では、米や生水、生ものを避け、手洗いをきちんとするようにしましょう。
Q.ウイルス性肝炎は性行為で感染しますか?
A.B型肝炎ウイルス(HBV)は感染の可能性があります
自分がHBVのキャリアである場合は、パートナーが免疫をもっているか検査し、免疫がない場合はワクチンを接種すると効果的な予防ができます。
よく知らない相手との性行為には必ずコンドームを使用しましょう。
C型肝炎ウイルスは感染力が弱く、性行為による感染はまずありません。
Q.B型肝炎の母子感染を予防するにはどうすればいいですか?
A.妊娠がわかったら必ず検査を受けましょう
B型肝炎ウイルス(HBV)が盛んに活動している持続感染者(キャリア)の母親から生まれた子どもは、高い確率でB型肝炎に感染し、キャリア化します。
そのため、妊娠がわかったら、それまでにHBV検査を受けていない人は、必ず検査を受けてください。
ワクチン接種などによる予防措置を行えば、母親がキャリアでも、子どものキャリア化を阻止できます。
予防ができていれば、授乳も問題ありません。
Q.B型・C型肝炎に感染したら日常生活はどうなりますか?
A.症状がなければ、日常生活に支障はありません
症状がなければ入院などの必要はありません。
初めは2〜3か月に1回程度、定期的に肝臓の検査を受けて肝臓の状態を正しく知り、肝臓をいたわる生活を心がけましょう。
《症状を悪化させないために》
かかりつけ医と健康管理や治療方針についてよく相談し、処方された薬を勝手に止めたり、かかりつけ医に無断で薬を服用したりしない。
過労を避け、規則正しい生活を心がける。
飲酒はできるだけ控える。
標準体重の維持に努める:標準体重=身長(m)×身長(m)×22
Q.B型・C型肝炎の感染を拡げないためにはどうすればいいですか?
A.自分の血液が他人にふれないように注意しましょう
B型肝炎、C型肝炎は血液を介して感染するので、日常生活で感染することはほとんどありません。
歯ブラシ、カミソリなど血液が付着するようなものを他人と共用しない、血液や分泌物が付着したものは自分でしっかりくるんで捨てる、などこころがけましょう。
献血はできません。